20代OLのお金とキャリア

20代OLのお金とキャリア

IT企業勤務の20代OLのお金とキャリアの考え方

MENU

【実体験】第二新卒の転職〜面接・エージェント選び・給与(後編)〜

f:id:jun_tokyo:20200926175051j:plain

こんにちは。

東京のIT企業でOLをしている、じゅんです。

新卒で入った会社を8ヶ月で退職し、第二新卒の転職を経験しています。

第二新卒の転職後も、更に転職し、現在3社目。

人よりも多く転職を経験していますので、今、第二新卒で転職をしようか悩んでいる方にとって参考になればと思います!

 

前回、転職する前に考えるべきこと等をまとめた記事

【実体験】第二新卒の転職~1年未満の短期離職でも成功する(前編)~

を書きましたが、今回は、実際に、どんな転職活動をしていたのか、転職エージェントとのかかわり方や、面接対策等をまとめます。

 

第2新卒の転職活動の進め方

転職活動の準備

前回の記事でも少し書きましたが、第2新卒で転職をすると決めた後にすることは、

  1. 誰が聞いても”仕方ないよね”という転職理由を作る
  2. 自分の価値感を整理する
  3. 転職のゴールを決めておく

この3つです。

特に転職理由が大事。

転職は基本、転職をしないと実現できないから転職する、というのが前提。

ただし、マイナスなことをそのまま伝えても落ちるだけなので、

「残業がつらい…」「やりたい仕事じゃなかった...」等、たとえ転職したい理由が自分に非がなくても、

面接を受ける会社にはプラスに「もっと○○の経験を積みたくて」のような形の内容にまとめるのがお勧めです。

現職での感謝の言葉も忘れずに!印象が良くなります。

また、何故、今、転職なのか?1年後ではダメなのか?

そこまで言語化しておくと面接の時に応えやすいかと思います。

自身の仕事観・これからのキャリアを考える

転職理由や、転職先を考える際に、自分の仕事観、価値観を整理も忘れずに。

 

転職をしたからと言って、自分の理想が全て叶うことは稀です。

給与が良いけど、働く時間が長かったとか、休みがとりにくいとかも良くあります。

自分の中で優先順位が何なのか。

そこをしっかり考えて、転職活動をした方がミスマッチは防げるかと思います。

 

第2新卒は、ただでさえ短期離職がネックになりますので、

次の会社で早期離職にならないように、今後のキャリアについてもよく考えてください。

次の会社で、具体的にどういうキャリアを積んでいきたいのか、

どういう自分になりたいのか、会社(又は社会)へどう貢献していきたいか

納得できるま言語化しておくと良いかと思います。

転職のゴールを考える

いつまでに転職を終えていたいのか。

〇月〇日までに転職する!まで決めておくと良いと思いますが、

今回のコロナのように経済が急激に変化することもあります。

不可抗力的な力が働くことも多いので、そういったときは期日はズラしましょう。

 

期日を決めたけど、面接が上手くいかなくて、志望度高くない会社からしか内定がでず

結局、惰性で決めてしまうと第二新卒で転職するメリットは何もないです。

 

また、どういう会社で働けたら、転職が成功と言えるのか。

これを決めておけば、内定が来た時に悩まなくなるかと思います。

 

転職エージェントとの付き合い方

そもそも転職エージェントとは?

最近は、新卒でもエージェントと呼ばれる人材斡旋コンサルタントが増えてきたので

イメージしやすいかもしれませんね。

 

転職エージェントは、人の採用を考えている会社と、求職者をマッチングさせるのが仕事です。

転職エージェントは、取引をしている会社から転職者の年収の約30%のマージンを頂くので、求職者は無料でサービスを使えます。

転職エージェントを使うべき?

個人的には、第2新卒の転職は転職エージェントを使うべきだと思います。

 

第2新卒は、短期離職が必ずネックになります。

面接の中で求職者の良さが伝わらなければ、エージェントから企業に、

求職者のフォローをしてくれたり、面接対策で過去に聞かれた質問内容を準備できたり

内定後の給与交渉をしてくれたりと、心強いです。

 

ただし、転職エージェントは、求職者を取引会社に入社させることが売上になります。

中には、求職者のことを考えず、利益の為に求人を紹介してきたりしますので

自分に合うエージェントを探して下ささい。

使ってよかった転職エージェント

世の中には転職エージェントは山程あります。

1転職エージェントを1つに絞るというのは、正直もったいないです。

 

転職エージェントによって、持っている求人案件が違いますし、

中には、○○の会社と強いコネクションを持っている転職エージェントもあります。

複数の転職エージェントに登録しておく方が自分の選択肢が増えます。

 

その中で、個人的にお勧めなエージェントは3つ。

  1. doda :若手歓迎の求人を多数扱っています。質が良い求人も多いです。
  2. リクルートエージェント:圧倒的な求人量です。
  3. リブズキャリア

大手企業の転職エージェントは登録マストです。

求人の量が違います。

ただし、大手企業は分業制(企業担当者とキャリアカウンセラーがいる)が殆どの為

担当のキャリアカウンセラーによってはサポートが薄い場合もあります。

 

そこを埋めるためにも、少し規模が小さい転職エージェントで質の良い求人を扱っているところに登録した方が良いです。

リブズキャリアは面接対策も非常に力を入れてやってくれますし、

転職のスケジューリングもしっかり調整してくれます。

また、女性の転職に強い会社です。もちろん未経験職種でも転職可能です。

実は、筆者も1社目はリブズキャリア経由で転職をしました。

個人的には非常にオススメのエージェントです。

リブズキャリア公式サイトへ

 

転職面接の対策~よく聞かれる質問~

第二新卒の転職でよく聞かれる質問は、ずばりこの3つ。

  • 新卒時代の就職活動の軸、現職の入社理由
  • 転職理由
  • 今回の転職活動の軸、次の会社の決め手

私が第二新卒で転職をした際に、ほぼ全ての会社で聞かれた質問です。

 

新卒時代の就職の軸や、現職の入社理由はしっかり思い出して

整理しておいてください。

この3つの質問で筋の通った話ができれば、概ね上手くいくかと思います。

内定が出た後

内定が出た会社との条件(給与)・入社日交渉

条件交渉は、基本、転職エージェントにお願いします。

入社日の交渉や、給与交渉も上手く交渉してくれます。

 

第2新卒の場合、給与交渉で大幅に給与UPするということは

外資系やコンサル企業に行く以外、難しいかと思いますが、

必ず転職エージェントに給与交渉のお願いをしておくと良いかと思います。

言うのはタダです。

特に、現職で昇給の内示が出ていた等があれば伝えて、

その給与よりも低くなるので、交渉をお願いしたいと伝えるのがお勧めです。

 

現職との退職交渉

基本的に2か月前に退職の意思を伝えれば大丈夫です。

会社によっては、1か月前に伝えても大丈夫な場合もあります。

現職と良好な関係を保っていきたい場合は、2か月前と引継ぎなど余裕をもって伝えるのがお勧めです。

 

第二新卒で、1年弱の転職だと、退職の意思表示をした際に

「お前はどこに行っても使えない」など罵声を浴びせられたりすることがあるかもしれません。

知人の、某大手メーカーでは実際に言われたそうです。

 

役職がついている人は、部下の離職率でKPIを持っている場合もありますし、

何より人の採用にはかなりコストがかかっています。

怒りたくなるのも仕方ないです。

そこは少し我慢して、そういった背景を考えてあげると良いかもしれません。

 

最後に

転職は、妥協したら終わりです。

何のために苦労して転職活動しているのか。を良く考えてください。

また、昨今コロナで転職市場も厳しくなりつつあり、面接で落ちることもザラかと思います。

ただ、面接で落ちる=自分の能力がない、というのは間違いです。

面接は、面接官との相性で結果が左右されますし、

スキルはあっても会社の風土に合わない、ということで落ちることも普通です。

 

沢山落ちているからといって自分を責めすぎたり、

焦って変な会社に決めないように!

第2新卒の転職を健闘する皆さんを応援しています。

 

転職に迷ったり、仕事がうまくいかなかったりした時にお勧めな本を何冊かピックアップしますので、よかったら読んでみてください。

 悩みが晴れるかもしれません。

 特に、「転職の思考法」や「一生、同じ会社で働きますか?」の本は

転職を考える際に参考になるかと思います。

「入社1年目の教科書」は、仕事に躓いたときに読むと、非常に参考になる仕事術がまとまっているので、1年目には特に有益かと思います。